フォーマットの次に決めるのがサイズです。ここでの失敗は明確で、**「書きやすさに惹かれて大きいのを買う→重くて持ち歩かなくなる」**が王道パターン。サイズは机の上ではなく、あなたのバッグが決めます。
結論:毎日持ち歩くならB6かA6(文庫本サイズ)、デスクに置きっぱなしで使うならA5。判断基準は「今使っているバッグにスッと入るか」と「どこで書くか」の2つだけ。重さの目安は、A6=150g前後・B6=250g前後・A5=350g前後+カバーで増える。
3サイズの比較
| サイズ | 寸法の目安 | 重さの目安 | 向き |
|---|---|---|---|
| A6(文庫) | 105×148mm | 120〜200g | 常に携帯。ポケット・小バッグ派 |
| B6 | 128×182mm | 200〜300g | 携帯と書きやすさのバランス型 |
| A5 | 148×210mm | 300〜450g | デスク据え置き・書く量が多い人 |
同じフォーマットでもサイズで書ける量は倍近く変わります。たとえばマンスリーの1日マスは、A6だと2〜3件でいっぱい、A5なら5〜6件書けます。
「どこで書くか」で決める
- 外出先・移動中に開く → A6/B6。立ったまま書けるサイズ感が正義
- 家か職場の机でしか開かない → A5。持ち歩かないなら大きさはメリットしかない
- バッグが日によって変わる → 一番小さいバッグに合わせる(入らない日がある手帳は、そのうち家に置き去りになります)
重さは「カバー込み」で考える
本体が軽くても、革カバーを付けると+100〜200gになります。電車で立って読む文庫本が250g前後——それより重い手帳は「毎日持ち歩く」のハードルが上がると考えると感覚が掴めます。カバー付け替え派は、購入前に本体単体の重さ表記を確認してください。
失敗パターン集
- A5の1日1ページを通勤カバンに——500g超の塊になり、3月ごろから家に住み始めます
- A6にバーチカル——時間軸のマスが小さすぎて文字が書けない。バーチカルはB6以上が実用ライン
- リング径の太いシステム手帳を初手で——書くとき手にリングが当たる問題は慣れが要ります。まず綴じ手帳から
フォーマット選びと組み合わせると、「B6×レフト」「A5×バーチカル」「A6×マンスリー」あたりが定番の当たり組み合わせです。
よくある質問
Q. 大は小を兼ねない? A. 手帳に関しては兼ねません。「書ける量」は増えますが「開く回数」が減るからです。手帳の価値は開く回数×書いた量なので、開く回数を最大化する(=携帯できる)サイズを優先してください。
Q. 方眼ノートを手帳代わりにするのは? A. 十分アリです。マンスリーだけ印刷されたノート型や、ノートの記事で紹介する方眼ノート+マンスリー付箋の自作派もいます。フォーマットに縛られたくない人の出口です。
サイズの正解は「バッグが決める」。買う前に、いま使っているバッグの内ポケットを測ってみてください。



